SirTone Pro Sound Cable Type1

Sir Tone

Twitter等々で見かけてずっと気になってたSirTone。
もともとは株式会社KHDという各種電線の製造販売をされている会社。
ノウハウをいかして音響ケーブルも発売となったようです。
（枚方の会社で京阪沿線？ってことで勝手な親近感）
時代でしょうか、SNSを中心に評判が広がって、結構有名になってきました。

先日行われた[サウンドメッセ in OSAKA]に知人が行くってことで、ぜひみてきて！とお願い。
試奏は恐れ多くてできなったようですがw
お安くされいてたようで一本購入、持ってきてくれました。

Sound/Impression


第一印象、評判通り良い！！ですね。
表現が難しいのですが、「反応が早い！！」ってイメージです。
同時にかなりローノイズ、音も太くクリア。
普通のケーブルから膜一枚取ったような感じ。

一昔前はmonsterケーブルが大人気でしたが、個人的には味付け感がどうも好きになれなくて。
そういった部分で若干疑心暗鬼で試しましたが、とても素直な音質で全然問題なし。
Sir Toneは味付け感ではなく、純粋にリアルになる印象を受けました。

言うまでもなくシールドは音作りでとても重要なファクターです。
アンプ直の時なんて、音質・キャラクターの違いもよくわかりますし、違いが顕著。
Recでは極力短くて高価なシールドで音を出すなんてよく聞く話です。

その半面、エフェクタボード全盛の昨今、純粋な評価も難しいなぁと思ったりしてます。
エレキギター等の電気楽器は音を作る要因がいっぱいあります。
ギターの材質やら弦、ピックアップにエフェクター、アンプにシールド。（最終的にはプレイヤーの手ですが）
どれについてもそれぞれ拘りを持った方がいて、「やっぱり違うぜ！」みたいなのを良く見聞きします。
どこに重きを置くのかは人それぞれで、要は出音に満足がいけばオッケーですしね。

（好みは別として）当然パッチケーブルやらスイッチャーやら全部高価なものを使えば当然良くはなりますが、
優先順位的なものを考えたとき、シールドのように天井のないような世界にどこまで費用を割り振るか難しいところ。

音の通り道として重要なシールドですが、このところ特に名前の上がるシールドがあまりなかった印象。
老舗monsterも代理店さんとのやり取りが上手く行ってない様子で日本では下火ですしね・・

(SpectraFlexは別として）個人的にはCAJやProvidence,Dimarzioあたりを使っています。
まずまず気に入ってはいますが、ボードも組み上がったしそろそろ目新しいシールドはないかなと思ってました。

そんななか急上昇のSir Tone。
決して安くはない価格もこのクオリティならば妥当というか当然と思えます。
とても良心的な会社さんで、「ご自身の機材で試せるように」とレンタルも行ってくれています。
（これもすごいしありがたい）

正直今のところThomasBlug直伝、SpectraFlexのFatso-Flexが良いというか好みですが、
同価格帯のシールドで、音質に加え入手しやすさ・期待値も踏まえるとSir Tone推しになりそう。
まだ自宅のみでの利用ですので、後日スタジオで試すのが楽しみです。

少し気になるのは耐久性。
当然強固で耐久性も実現的な文言はありますが、
手にした感じ長く使ってると断線しそうな印象が。
使ってみないとわからないですし、消耗品ではありますがそれなりの値段なので長持ちしてほしいところ。

Sample

わっかりにくいですが💦 サンプル録音してみました。
最短距離、ギター→SirTone→BluGuitar AMP1→BluGuitar BluBox→AIで録音。
比べやすいよう左右で別シールド使用で録音してみました。ヘッドフォンでどうぞ。
左がSirTone Type1です。

Sir Tone Type 01 : Left 
Fender Vintage Voltage Cable : Right


Sir Tone Type 01 : Left 
Spectraflex Fatso-Flex: Right


聞いた感じだとなっかなかわかりにくいですがw
プレイの感覚はやはり全然違います。（←これ一番大事）
自分と出音がより近いというか、すぐ伝わる感じで心地よいです。

Other Products

シールドはType1,Type2をメインに特性に応じて数種類。
派手なカラーのものや、和柄のものなど色々作っておられます。
他にも

・電源ケーブル
・音質改善ボックス Sir Tone Miraculous Box
・音質改善ケーブルアタッチメント？ Sir Tone Spice
・スピーカーケーブル

等興味深い製品を販売されています。

電源ケーブルはBluGuitar AMP1のを変えたいと思っていたので、気になってるんですよねー。
一度試して音の違いを確認してみたい。
スピーカーケーブルも試してみたい。

今の生活環境じゃすぐ買えないんですけども・・w

Twitterで最新情報を確認できます。
また質問等も受け付けていただけるようです。
興味持たられた方はぜひ。
あ、プレゼント企画もされることがありますのでそちらもぜひ。

SirTone 公式Twitter

Sir Tone (ネット販売担当)

Sir Tone

株式会社KHD

楽天：KHD電線

Amazon:Sir Tone

Studio Impression

その後、Type-1をスタジオで試してみました！
セッティングはいつものBluGuitar AMP1とエフェクトループにディレイのみ。

自宅使用時は「はやっ！」って印象でしたが、
スタジオでは「音近っ！」という感じです。
音像がクリア過ぎて、ピッキングの粗が目立つ感覚w
バンドの中でも音が埋もれずいつもより抜けが良かった。
うん、コレやばい。

Sir Toneさんではよりハイグレードのシールドもあります。
高音域に重きをおいたType-6、低音に重きをおいたType-7。
Type-1でこれなのに、どんなやねんな！？と興味津々。
すぐにでも使ってみたいのですが、それなりのお値段ですのでまたいずれ・・orz

自分自身が持ってる音が低音寄り（いつも低音が出すぎる・・）のでType-6試してみたい。
ブラウンサウンドっぽくならないかなーとか淡い期待w