ZOOM MultiStomp MS-50G+


ZOOMの人気マルチエフェクター、MS-50Gの後継機、「MS-50G+」です。
初代は2012年発売ながら機能・性能・価格総合的に人気がありますよねー。
スイッチ周りを足で操作できるよう工夫されてる方も多かったり、モディファイ動画なんか結構あったり。
他社から小型マルチが発売になると、後継なるか？とちょっと話題にはなるものの、超えるものがない感じでした。

初代も一度購入したものの、当時大して出番がなく、すぐ売却。
その時はちょっと高級機材がかっこいい時期だった気がしますw
歳を重ね、もはや重たい機材持っての移動しんどいと、最近は軽量化のためにMS-100BTを愛用中で。

初代から10年以上経ってるし、もう作る気ないのかなーと思ってたタイミングで後継機。
価格も安いしプレス発表当日、某大手楽器店にて予約したのですが初回入荷分では手に入らず。
連絡もないし、もうすっかり萎えてきてキャンセルしようかと思ってたら届きましたー。
年明けてもまだ入手しづらそうなのでまだ早い方なのか・・

Impression

今やこういったBlog記事よりもYoutubeでの解説動画が主流ですよねー。
いずれはもっと動画もと思うものの、環境や時間等々なかなかハードルが高い・・😰
解説的に詳しい情報はいっぱいあると思うので、細かい機能やデータ的なのは省略で。

入手まで時間かかったので、ある程度事前情報を目にすることが多かったのですが、
ギターアンプでの使用が前提で、ライン出力には対応していないのが・・との声多数。
言葉のあや的なところですが、要はアンプモデリングは入ってるけどキャビシミュがないってことですね。
シミュ全盛、なんならキャビシミュだけの製品も結構あって、時代に逆行してる感もありますがファームウェアで追加されたりするのかな？
私自身はBluGuitarAMP1＋エフェクトという使い方なので、今のところ必要ないんですが折角のモデリングやIRがもったいない気もします。

でも。
シミュ有りがデフォみたいなのばかりの現状をみると、コレはコレで好きかもしれません。
宅録時はプラグインか、BluGuitar BluBox使うしなー。
マルチのプリセット触ってても、シミュ有り無しとか混在するしややこしいんですよねー。
Bankごととかで分けてくれたらいいのにと思うんですけど。

いやまぁ確かに、自宅練習時もすっかりヘッドフォンとか何かしらのシミュを通すようになりました。
昔は小型アンプのリターンに突っ込んで音だしてましたが、生活環境とか時代とかなんですかねー。
オーディオインターフェースにギターつないで、NeuralDSPやPositiveGridとかのシミュ起動するのがてっとり早いし。
電気代の節約にもなるしw

閑話休題

まずはAMP1クリーンチャンネルでプリセットをチェックしました。
一昔前のマルチエフェクター系プリセットとはまた違う印象。
特にエフェクトの種類が多いとこうなるのかな。
アンプシミュ、歪み系はだいぶ良くなった気がします。今どきというのかな。

空間系も全体的にクオリティがあがりましたね。
ZOOMっぽい音ってあると思ってるんですが、そこがちょっと薄れた感。

早速AMP1のセンドリターンに突っ込んで、MS-100BTで作ってたパッチを再現。
操作性は良くなったような悪くなったような。セーブが特にないのが落ち着かないw
あとエフェクトによっては原音とのMIXがなくなったのもあってちょっと困りました。
Phaserもなんか違うままやねんなー。VHぽくしようと思うと前段にかけないと無理なのか。

OD、ブースター系は思ってたより良いですね。
ケンタイメージのやつ使いやすい気がします。

いくつか試しましたが、結局
Guitar　→　MS-50G+ →　BluGuitar AMP1 →　 MS-100BT →  AMP1
となりました。

MS-50G+側はノイズリダクション、ピッチ系、フランジャー、フェイザー、ブースター
MS-100BT側はその他空間系

自作100均ボードには載らず、PedalTrain nano復活。
うーん、結局サイズ大きくなってしもてるやん・・
ま、一度スタジオで鳴らしてみてまた考えます。


仰ってる方多いように、全般的に惜しい。基本アンプ向け一台完結型ですね、コレ。
ジャズコとかクリーン系のアンプで使うと一番いいのかな。
現場環境がわからないセッションとかにはもってこい。