Diary · 2019-11-22

Shopping at Thomann

About Thomann


Thomannというドイツの有名な楽器屋さんがあります。

名前は知っていたのですが、日本へも発送可能とは知りませんでした。

というかそもそも買い物しようとしていないので、調べてもないというか興味もなかったというか。



先日BluGuitarの日本での販売代理店がまだ決まらないってやり取りをThomas Blugとしている中で、

Thomannなら良いサービスを行っているし日本からも買えるよーと伺いました。



Thomann

About B-STOCK


あー、確かに以前Vintageのギターが欲しくてヨーロッパのショッピングサイトみてたときチェックしたなー。

送料とかちょっとチェックしてみるかーと覗いてみると、
当然ありました、BluGuitar製品。


Iridium Editionも買えるなーとか見ていると、

Mercury Edition B-STOCK

なるものが。

新品よりちょっと(送料分くらいかな?)安い。


B-STOCKって言葉から想像するに日本でいうアウトレットとか新古品とかってニュアンスかなと。

念の為、ちゃんと調べてみました。

Thomannのサイトのこちら。
What are B-Stock products?



要約すると

・Thomannの30日間の返金保証内で顧客から返品された製品、または保証の下で交換された製品で、新品としては売れないものです。

・完全に機能するものを割引価格で提供、3年間の完全保証と30日間の返金保証が付いています。

・使用感や傷があったり、箱とかパッケージがない場合もあるけど動作は問題ありません。

自社で販売、返品されたものを安く売りますよと。


ま、3年保証と30日の返金保証をつけた中古ってことですね。
うん、なんかいいかも。


ただ。
「傷あり」的表記があるものの、その商品自体の画像等はありません。
新品のサンプル画像のみ。


日本ならちょっとありえないというか、状態確認できないとなかなか買えない&売れないですよね。
これはもう賭けですねぇ・・・


International Shipping


日本からの購入だと大変気になる送料。
こちらはずばり50ユーロ。
レートによりますが見た時点だと日本円で6000円くらい。


安くはないですよねぇ。
でもまぁオクなんかで棹物買うと、国内でも2000円前後はかかることを思うとめちゃくちゃでもないかなと。


Try Purchase


全然お金に余裕なんてないし悩んだんですが、



・今あるB-STOCKなら少し安い

・Blogでも紹介できる

・ThomasもMercury愛用中。1stの気になるところがリファイン。
 →1st AMP1を売却すれば少しは資金に回せる

・Thomasご推奨のThomann

とか考えて思い切ってポチってしまいました・・・



購入自体は日本のショッピングサイトを利用したことがあればほぼ大丈夫です。


商品ページから

Add To Basket → Shipping to で Japanが選ばれていることを確認、
Go To Checkout

あとはクレカの入力とか、最終確認等日本でのネットショッピングと同様。


英語苦手でも翻訳サイト使いながらで全然大丈夫だと思います。


あ、住所入力や電話番号入力はちょっと注意ですね。


住所は区切りごとを逆にローマ字で。


電話番号は日本の国番号「+81」を最初の0と置き換え。

090-1234-5678なら「+8190-1234-5678」




購入完了するとオーダーシートがダウンロードできたり、メールがきたり。

驚いたのは携帯番号にSMSが入ってきました。


オーダー確認メールのあとに、カスタマーセンターへアクセスするよう案内メールも届きます。

これにアクセスしてパスワード設定するとご自身のマイページができて、注文の状態が確認できるようになります。


詳細がとても見やすいページで好印象。

カスタマーサービス系へのリンク等々いたれりつくせりな感じです。
さすがドイツ人・・・なのかw


Track Shipment


Thomannサイト右上、Costmer CentreからMy Orders、Ordered ItemsのTrack Shipmentをクリック。

ここで配送の状況がリアルタイムで確認できます。


画面下部のNotification Service

一番下の[Notify me for each new tracking event of this shipment.
]にチェックをいれておくと、
状態が変わるたびにメールが届きます。便利!!



Ordering ProcessのところにあるParcel numberの番号があれば、日本の郵便局HPからも確認できます。

国内についてからはこちらのほうが確実。


今回の注文では翌日に発送、8日後に日本国際交換局へ到着、通関関連で4日かかり計12日で到着しました。


ちなみに通関手続中が2回表示。

このあたりでなんとなく焦らされるというか少し心配になりますが、大丈夫。



受取時に通関手数料や税金を支払います。

今回は手数料200円、税金3700円かな。
合計3900円支払いました。


Arrival


ちょっと心配したりもしましたが、無事受け取り完了!


AMP1MERCURYBOX

キター!右上のMercuryEditionが眩しいぜ。



bstock

B-STOCKのシールが貼ってありました。





気になる状態。ちょっとした傷がありました。





前からみるとあまり目立たずこんな感じ。許容範囲かな。



!! Trouble…


お届けしてまいりましたMERCURY EDITION購入への道のり。

大変残念ながら喜びもここまで・・・

見た目完璧一緒やなーとか思いつつ、意気揚々と1st AMP1と置き換えてボード接続、サウンドチェック!

楽しみにしてたリバーブリバーブ!

・・・・ん?? 一緒じゃね?
リバーブこんなもん?動画でみたのとちがくね?


1st AMP1に戻してみたり。なんか自分のヤツのほうがリバーブよく効く気がするけど?

うーん・・





よくよく本体を確認するとない! MERCURY EDITIONの表記がどこにもない!!!

本来ならばファンの下にMERCURY EDITIONってあるはず。
ないロットとかあるのか!?



結論。
これ・・1st Editionですやん。


Thomannが間違えたのか、返品の際にすり替えられてるのか。

そうだとしても再販のときにチェックできないようじゃ、組織としてたかがしれてますけどね。



ショックというかテンションダダ下がり。

持って生まれたものなのか、こういう確率高めなんですよね・・不良品とか。

安いものじゃないので、金額云々もありますがMercury自体を楽しみにしてたのでガックシ。



とりあえずThomasに「これMERCURYじゃないよね!?」ってメールしたりして。

鋭意Thomannへのメールを作成しております・・


返品保証はあるので無下にはされないと思いますが、通関費用に返品時の送料とかどうなるんやろ・・

結局数千円損する感じとかなったら、金額云々より気悪いなぁ・・

Thomann、好印象だっただけにとても残念。

これからの対応如何ではさすが!となるかもしれませんが、海外からの購入はこういうとき困りますね。

基本英語できないし・・

ひとまず忘備録がてら日記にて。

以降、また顛末更新します。


Trouble Shooting

その1:2019.11.22 UPDATE

Thomannからとりあえず返信有りました。
どうもテンプレっぽいのですが、まずは画像を送れと。
それから保証がはじまるとのことでした。

画像の撮り方マニュアルみたいなのが添付されてきました。


到着時の箱、AMP1の外箱、開けたとこ、本体各部、同梱物etc
7,8枚送ってみました。

さぁ、どうなるかな・・



ちなみにThomasに確認したところ、
「MercuryEditionには必ずファンの下に刻印がある」との事で1st Edition確定です。

念の為シリアル送ってと言われましたので送ってみました。



その2:2019.11.25 UPDATE

Thomannから返信有りました。

以下意訳。


早速担当部署へ情報を送りました。

情報がきたらすぐ返事します。
待たせてごめんね

的な。

何日かかるかな・・



その3:2019.11.26 UPDATE

送信して貰った画像ではこちらが送ったものか判断ができないので、
詳細画像(シリアルナンバーのところ)を送るよう返信がありました。

早速送りかえしてみました。

話は進みませんが、とりあえず返信はきております。



Thomasからも返信いただきました。

シリアルナンバーの真ん中の数字が製造年のようです。

今回の場合、xxxx15xxxxですので2015年製。
ということは、Mercury Edition製造前の製品がシリアルからも確定となりました。



その42019.11.28 UPDATE

一日あいての返信。

手っ取り早く解決する方法として、50ユーロ割引くしそのAMP1でどお?
あかんかったら送り返してもらう必要があるんやけど。

って感じでした。



ごめん、それ無理。AMP1持ってるし。
日本で売ってないMercury Editionが必要なんですわ。

もちろん送り返すし、方法教えてね

と返信。



とりあえず間違って送ったって認めてくれるとこまではいけたかな。
まだ道のりは遠そうです・・ふぅ💦



相談に乗ってもらったのでThomasにも簡単に報告メールを。


すると、さすが優しいThomas Blug。

Thomannの人間知ってるし、めっちゃ困ったらゆーてね。
力になれると思うし。

と言ってくれました!

これはとてもありがたい・・
もちろん自力で最後までと思っていますが、心強い限りです😢



その5:2019.12.02 UPDATE

翌11/29に返信有りました。
返品プログラムを受け付けました的なテンプレっぽい感じ。



要点をまとめてると。

・標準の配送方法(速達とかは不可)は全額保証
 →領収書のコピーをFAXかEMailで送る


・45ユーロを超える場合はすぐ送らず連絡
→これはどうなんでしょうか。そもそも日本までの送料で50ユーロ取られてるし。

しかもユーロ言われてもな・・郵便窓口まで行って45ユーロ超えたらやめますわとかねぇ

国内テンプレと判断し超えたとしても送るつもりです。



あとは梱包に気をつけるように、顧客番号とか書いてねとか。


梱包、言う割りに送られてきた時は十分とは言い難かったですけどねw

Thomannの箱は結構ベコベコに潰れてたし、まぁそこは仕方ないとしても、

中には緩衝材とかなくAMP1の箱がぽんと入ってただけでちょっとびっくり。

全然無事なので良かったのですが、日本ではちょっと考えにくいですよねー。



税関関連のこともいくつか書かれてますが、発送してみないとよくわかりません・・

とりあえず到着時に添付されていた書類はすべて持参して行こうと思います。

大きい郵便局行かないと、慣れてなくて時間めっちゃかかりそう・・
窓口の態度悪いとこ多いし、好きじゃないんですよね、日本郵便。


すぐにでも発送したいのですが、窓口でなんとなく時間かかりそうですし昼休みで行けるかな・・と二の足踏んでます。

今週中には発送したいと思います。



その6:2019.12.05 UPDATE

ようやく本日発送できましたー。
海外発送に慣れてない窓口の人だと嫌だなぁと思いながら、近所の大きめ郵便局に。


いつもThomasに送る際にはSmall Packetで送るので、まずはこの大きさ遅れるのか確認。

測ってくれていけるとのことで用紙記入。


で、持っていくと重量に気づいて、「あ!すいません、重量忘れてました、これ送れないですね・・」


変わりの方法2,3ご提案頂いて料金確認。

Thomannからなんか言われるかなーと思いながらも安い船便は時間かかって仕方ないしEMSで。

中身について誓約書的なのと、もう一枚なにか書類書いて終了。

金額ごとの保証(2万円ごと50円)も。合わせて6,750円。


返品の際は返品って書いたほうがいいですよとサラサラ書いてくれたり、とても良い方で助かりました。


雑談で、
ドイツから送る際と送料違うもんですか?って聞いてみると

ヨーロッパからだと経験上大体はトントンですかねー、高くなるとこが多いですがとのこと。


Small Packetを送る際ごちゃごちゃなったことが数回あって、郵便局はあまり好きではないのですが、

海外への荷物を扱うことの多い大きい郵便局や、窓口で良い方に当たると全然違いますね。



金額や方法考えると気が重かったですがなんとか完了。

Thomannへも伝票とレシート(日本語のものでいいのか不明やけど)画像も早速送信。

さ、あとは待つだけ。

でもさすがに年内解決は無理だなぁ・・



その7:2019.12.06 UPDATE

早速返信ありました。



送料分ユーロををアカウントに入金しましたとのこと。

アカウントに入金なので、Thomannで買い物するときに使える的な状態。

カードに入金もできるのでその時は言ってねと。



まぁThomannでしかないものがあるならやけど、普通にカードに入金やけどな・・

こちらからの返品のが届いたくらいに言おうかなと思っております。
なんとなーく。



その8:2019.12.13 UPDATE

まだThomannに届いておらず、進展はありませんが経過メモ。

そろそろ届きそうな状態になってきました。





その9:2019.12.13 UPDATE

夕方確認したら「配達局から出発」になってました!
思ったより早かった。
Thomasに送ったSmallPacketの方が止まってる・・先行してたのに。

SmallPacketはネットの状態変わらずとも届いてたりするので、完全には信用できないんですよねぇ。

書留の意味・・苦笑



その10:2019.12.17 UPDATE

その後音沙汰ないので、昨晩メール送ってみました。



意訳
毎度。

届いてるとはずだけど連絡くれない?
早く解決してくれたらうれしいんだけど。

あと送料分クレカに送金してね



土日挟んでるのでるしなとも思いますが、こちらに落ち度のないクレーム対応ですからねぇ・・
届いたよくらい一報欲しいところです。



その11:2019.12.18 UPDATE

返信有りました。



意訳

担当部門へメール転送し、状況なるべく早く確認するようにします。

ただクリスマスシーズンということもあり、少し時間かかるかもしれません。

情報受け取ったらすぐに連絡しますのでお待ち下さい。

的な感じでした。

欧米のクリスマスは別格ですもんねー。

これは年内に出荷されたらラッキーてな感じでしょうか・・
先は長い・・

その12:2019.12.21 UPDATE
最初のクレームから1か月。
昨日夜返信有り。

意訳
荷物確かに受け取ったよ。
迅速に処理します。

と短いメッセージ。
いつものカスタマー部門とは別のところから。
管理部門かな。
短すぎてどうしたもんやら。
続報待つしかないですよね…

その13:2019.12.24 UPDATE
メリクリです。
Thomannからの連絡はなにもないんですが、ふとマイページを覗いてみると23日付で発注書が。
商品をおさえただけの状態でしょうか。当然ながら送料は計上されておりません。

ドイツは12/25,26祝日でお休みのようです。
24日に出荷してくれたらいいなーなんとなく。
ま、今更急ぐこともないんですが。

その14:2020.01.05 UPDATE
あけましておめでとうございます。
新年早々 Mercury Edition到着と相成りました!

年末、なんも連絡ないなー、クリスマスシーズンやしなーとか思いつつ、
ふとThomannのページをみるとしれーっと荷物番号が掲載。

お!と思って追跡するも反映されてない状態。
準備はしたけど、ヨーロッパやし年末年始はあかんのやろなと。
年明けて見てても動かないし、仕事始まったらぼちぼち問い合わせするかーとか思ってたら
正月休み最終日の早朝に届きました!ヤター!


前回よりも大きい箱&緩衝材たっぷりw


前回同様箱は間違いなく Mercury Edition


ちとボロい取説。さぁ、ドキドキ・・・


Mercury Edition!

1ヶ月半ほど無駄にかかりましたが、ようやく念願のMercuryEditionを購入することができました。
今回の関税は100円高くて合計4000円。前回のと合わせて8000円程余計にかかったなー
こんなことなら普通に新品買えばよかった・・・

ま、ブログネタにもできたし、英語でのやり取りも含め良い経験にはなりました。
Mercury Edition自体は別の記事を書きますが、Thomannでの楽器購入・個人輸入についてざっくりいえば、

・基本的にはサービスや反応はよく、海外への発送も慣れてる感じでスムーズに進みます。
・B-Stockはちょっと注意。やはり新品購入が安心かと。
 (ちなみに。前回の筐体よりきれいでした)
・関税がかかることをお忘れなく。

色々ありましたが個人的にはまた機会があれば利用しようかなとは思いました。
よほど安くない限り、国内で入手できないものに限りますが。
ご参考になれば。

あ、あとは前回クレカに返してって送った返品送料を頃合いみて確認しないと。
ひとまずこの記事はここまで。



記録:

11/21 クレームメール送信

11/22 メール返信有→画像添付メール送信

11/25 メール返信有

11/26 メール返信有→画像添付メール再送信

11/28 メール返信有

11/29 メール返信有
12/05 ドイツへ発送
12/06 送料返金連絡
12/13 追跡番号より到着確認
12/20 受取確認メール有
01/05 到着!