Multi Effector · 2022-08-23

ZOOM MS-100BT – MultiStomp Guitar Pedal with Bluetooth

MS100BT
ZOOMの小型マルチエフェクター MS-100BT。
スタジオ移動の荷物を減らしたい、軽くしたい → AMP1のセンドリターンで空間系のみ使える物を探してました。
いくつか選択肢はあったんですが、メインのエフェクトボードは別にあるし、あくまでサブ。あまり高価なのはパス。
安くても重かったり大きかったりもパス。必然的にMS-50Gかなと。
目的・用途的には空間系のみの70CDRもあったんですが評判がいまいち。
一番あとにでた100BTを中古で買ってみました。

小型マルチストンプで人気だったMS-50GをもとにBluetooth通信機能をつけた的なやつです。
MS-50Gからしばらく経っての発売だったからか、多少ブラッシュアップされ音が良いとかなんとか。
SN比がよくなったとかかな・・弾き比べたこともないので、この辺は定かではありません。
まぁアナログならともかくデジタル系の機材は新しいほうが良いのは当たり前ですよね。

Sound / Impressions

まずはファームウェアのアップデートとiPhoneにアプリStompShareのインストール。 このアプリから追加のエフェクトをダウンロード・インストール。ここでBluetoothが役立つわけですねー。 まとめてインストールができなくて、一個ずつなのはちょっと手間でしたが、ほぼ全部入れてみました。 全116エフェクト(ギター用72エフェクト+ベース用44エフェクト)ってすごい数。 発売当時はエフェクト単位有料で販売されてましたが、MS-50Gがバージョン3.0へアップデート = エフェクト追加されたタイミングで無料になってました。 太っ腹。ちょっと多すぎる気もするけど。 Line6もやたらモデリング数増やして、わけわからんくなってたときありましたが、似たような雰囲気がする。 たくさん選択肢があるのは良いんですけど、個々の差やクオリティに影響あると本末転倒になりがち。 モデリング系が似てるかどうかは置いといて、使えるのと使えないのとでは差が結構あります。 個人の好みや他の機材との兼ね合いも多分にありますけど。 特に歪み系は値段なりというかチープな感じは否めないかな・・。 チープさが良いときもあったりするけど、流石にメインでとか常に使えるってレベルではない感じです。 当初の目的通り、アンプのセンドリターンにつっこんで空間系&飛び道具的な使い方で。 昔からZOOMの変態系?エフェクトって面白いものが多いし、メインでも切り替え可能な単品エフェクトとしてありかも。 操作性は良いとは言いにくいけど、この大きさの筐体でよく考えられてます。 2012年発売と思えばよりすごいなぁと。 画面に表示してあるエフェクトをフットスイッチでONOFFできるのとか、実戦的。 上の追加エフェクトが無料になったのが2017年。 こういったデジタル系のエフェクター・サービスが5年続くというのは結構長いのではないかと。 生産完了となった今も中古市場ではそこそこ人気ありますもんねー。 結論としては、価格からしたもかなり上出来。 セッション程度ならAMP1+MS-100BTで全然いけます。 シミュも歪みも入ってるし、飲み屋とかでのセッション程度ならこの子だけでもいいくらい。 若干ノイジーではありますが、その辺はまぁ経験でなんとか。 ちょい改造で外部フットスイッチで操作できるようにしたり等々、人気機種だけあっていろんな情報が見つけられます。 50Gでもほぼ同じですし、これは一個持ってて損はないです。 あ、あとなんといっても軽い!

Modify

実際にスタジオで使ったりしてみた結果、外部フットスイッチを増設することにしました。 画面で表示させてるエフェクトのOnOffができるけど、そのエフェクトを変えたいということですね。 色々調べると ・本体にアタッチメントをつけて左右ボタンを押せるようにする   ホームセンターとかで金具を買ってきて蝶番でうまいことするみたいな。   3Dプリンタとかで作ったっぽいやつがオク等で売られてたりもします。 ・MIDIによる制御   お。これは!と思ったけど、残念ながらMS-100BTはBlutoothになったお陰でUSB接続端子がない・・   あとちょうど良い小型MIDIコントローラーが少し高くつくのも考えもの。設定等も少し知識・調査がいるかな。   実はコントローラー買う直前までいってたんですが、USB接続に気づいた時点で断念。危なかった💦   MS-50Gをお使いの方は良い選択肢な気もします。 ・フットスイッチによる制御   汎用フットスイッチによる制御方法ですね。   こちらは内部基盤へのはんだ付け作業が必要になります。   とはいえギタリストはピックアップ交換とかご自身でされるので作業自体は楽勝かな。   本来はボディに穴を開けてとなりますが、使ってないステレオアウトのRを使う方法が案内されててありがたい。   ググればいくつも記事が出てくると思いますが、こちらの動画を参考にさせてもらいました。    エフェクトだけじゃなくパッチも変えたい場合等いくつか改造方法が紹介されてます。   個人的にはサブボードですし、そんなにたくさんのエフェクトを使うわけでもないのでこの形で。      フットスイッチはAmazonでこちらを購入。安いもので十分かなと。       あ、接続にはステレオケーブルが必要です。   L字にしたくて最終的にERNIE BALLのこちらを購入しました。   でも最初は百均のミニプラグオーディオケーブル+変換アダプタx2を使ってましたので、安価なものでもいけます!

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